2012年8月16日木曜日

紡ぐ未来



今月は様々な流星群が見れられるそうで
僕もついこの間、
自分の住んでいるテラスから
とても大きな流れ星をたまたま見ることが出来ました。
僕は何故か流れ星と縁があって
流星群が来ていない時にもよく流れ星を見つけることがあります。
宇宙の存在を感じられる瞬間とでもいいますか、
やはりとても神秘的なものを見た気になります。

でも、流星群を観測している時にいつもふと思います。

月や星、夜空って凄く綺麗だな。
むしろ僕はどちらかというと流れ星を見るより
いつもそこにある月や星、夜空を見ているほうが好きなのです。
当たり前だと、思っているもの。
いつもそこにある。ずっと変わらない。
物  日常 人 すべてに言えると思いますが
当たり前だと、いつもそこにあると、
ずっと変わらないものだと思っているもの、
そう感じているものほど、かけがえのない大切なものなのです。
僕は日常に、「いつもどおり」と呼ばれるものすべてに感謝したいと思います。



沢山の誰かの為に描く絵。
沢山の誰かの為に作る歌。

最近はそんな作品を作ることを頼まれることが多くなりました。
そんな時に必要なのはなんといっても

「技術」なのです。
「基礎」なのです。

自分の色をださない。
それは僕にとってとても難しいことですが、
頑張ってみようと思うのです。


もう一人の母と呼べるあなたへ。
あの頃の約束を届けたい。

2012年7月31日火曜日

時しもあれ




僕らいつの頃から 

時の刻み方忘れたの 



「はじめまして」は

「さようなら」を言う最初の言葉


振り返るのは 昨日までの何気ない日常 


消せない傷も解せない痛みも

憶えているのは 僕らの心


 失うたび心は割れて 

絶えず探してる僕の欠片 


こんなに時が流れても

僕の時間は止まったままさ






2012年6月27日水曜日

破壊錠


「ひとつ、また、ひとつと。」

鍵をかける。

自身でも、いつか 思い出さなくなるように。
鍵を飲み込んで。 忘れるように、決める。


「…こうでありたい。」


「…ああなりたい。」 


「…こんなんじゃない。」 


「…そうはいたくない。」


そんな自分。

終雪


いつか 交わした。 
あの日のこと。

 思い出して。
 朧げに  君と  微笑む。 

そうだ…そうさ…あぁ…そうだ。

虚しく 香る
 夢解けの跡

 変わりゆく景色 
重なる光景は

今も 悲しい  まま 

 そうだ…そうさ…もう…そうさ。

2012年5月9日水曜日

「足跡」

同じような日々の連続。 

...であったとしても、全く同じなんてこと、 

数式の中でしかありえない。 

「今日のあなたの心の色は、何色?」

心模様一つで変わる風景。 

悲しい。 

腹が立つ。 

寂しい。 

楽しい。 

安心。 

焦ってる。 


味なんか変わってないよ。 

でも楽しい時に食べる味と 悲しい時に食べる味は 全然ちがう。 

同じことの繰り返しなんて 本当はなにひとつないんだよ。 

 その時、その時の「僕」を、僕はちゃんと認めてあげたい。 

僕という存在を。 


通り過ぎた影は、もどってこない。

2012年4月26日木曜日

We are the massacre

We are the Massacre...
We are the Massacre...


聞こえますか? 


We are the Massacre... 
We are the Massacre... 


傘越しに見た 


希望の光は 


よくわからないほど、 ぼやけていて。 


照らし続けられる、 傷跡と影。 


 醜く、笑い続けている。 


We are the Massacre... 


聞こえてますか? 


 We are the Massacre...!

2012年3月27日火曜日

「眠り」……始まった「僕」……ばかりの「空っぽ」……僕の「余裕」……夢


大切なものがないって思ってしまうのは、
大切なものがないって感じてしまうのは、


きっと僕自身が貧しい心の使い方をしてるから。

 人間の幸せは他者に必要とされること。

僕のこと知ってる人、
僕が知ってる人に会いたいな。
 そんな風に最近思う。


 「久しぶりに会った懐かしい人の笑顔がたまらなく愛おしく見えた…。」

2012年3月15日木曜日

僕を殺す世界へ...................................................「僕を殺す世界へ」



 「またひとつ、悲しみが、増えて。
僕は、それを、記憶に刻む。」


「またひとつ、苦しみが、増えて。
   僕は、それを、記憶に飲み込む。」


「またひとつ、喜びは、消えて。
それが、ぼくを、 襲う。」


「またひとつ、幸せは、死んで。
     それが、ぼくを、 殺す。」


「吐き出せない思いが、僕を殺していく。」


「ねぇ、声を、聴いて?僕は、ここにいるよ。」



「またひとつ、怒りが、 増えて。
僕は、それを、記憶に焼き付ける。」

「またひとつ、痛みが、増えて、
僕は、それを、記憶に終う。」

「そうやってまた、きみを忘れて、
そうやってまた、ぼくは、消えてく。」



「ねえ、ここに、いるよ、ぼくは、ここにいるよ」


「ねえ、ほら、ほら、まだ、まださ、笑えるでしょう?」


始まりと終わり.......................................................... 「破壊と再生」



汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる

汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

汚れつちまつた悲しみは
たとへば狐の皮裘

汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる

汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく

汚れつちまつた悲しみは
倦怠のうちに死を夢む

汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気づき

汚れつちまつた悲しみに
なすところなく日は暮れる



自分の表現に妥協をしないため
自分の心を写実的に具現化するため


より一層頑張ろうと思います。

繋がり 御縁を大切に


僕を殺す世界へ 佐藤善太郎