まるで樹々のように呼吸している。 汚れを吸い込み 綺麗な言葉を吐いている。
日々が過ぎ去ってしまうことがこんなにも怖いことだったなんてあの頃の僕は知らなかった。 あとどれだけ過ぎた日々を懐かしみ、後悔して、涙を流すのかは知らない。 「またいつか。」この言葉に込められた精一杯の優しさに、触れられると少し痛い。 壊れたままの時計の中に僕は生きたい。
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